■ぎっくり腰のメカニズム
ぎっくり腰は何かの衝撃や急な動きによって引き起こされる
痛みのことです。通称ですので色々なとらえ方がありますが、
基本的には筋肉や関節の痛みということになるでしょう。
この痛みはどのようなメカニズムになっているのでしょうか?
まず、ぎっくり腰の痛みとして多いのは筋肉の痙攣です。
それに伴って周りの組織も炎症を起こして痛むこともあります。
ほとんどのケースは腰の筋肉が張っている状態になっていて、
何かのきっかけあって痙攣を起こします。逆に言いますと、筋肉がリラックス
していて健康な状態の腰であれば、多少無理な動きをしても
ぎっくり腰にはならないということです。
筋肉は多くの筋繊維で構成されています。ゴムの束のような
ものが集まって伸び縮みし、身体を動かしているわけです。
腰にも当然、この筋繊維が存在します。この筋肉はリラックス
していれば普通に伸び縮みしていきますが、いわゆる凝った状態・張った状態になると、
固くなって縮まなくなります。こうした緊張状態が
高まると、何かの拍子に一気に縮まることがあるもの
です。この急激な変化に周りの筋肉や靭帯などが
耐えられず、炎症を起こします。これがぎっくり腰
というわけです。
ぎっくり腰の痛みそのものは、この筋肉の急激な縮み
よりも、近くにある靭帯が傷ついたり炎症を起こしたり
した痛みのほうが大きいかもしれません。しかしきっかけ
となるのは筋繊維ですから、筋肉の緊張をほぐして
おくことがぎっくり腰予防のカギと言えるでしょう。
ぎっくり腰に関する優良情報をメルマガで配信いたします。
宜しければ下記フォームよりご登録ください。
■本サイト人気コンテンツ
★ ぎっくり腰の対処法について
ぎっくり腰になったら、正しい方法でしっかりと治療をしましょう。まず、ぎっくり腰になってしまった瞬間、家庭だったらどのように対処したらいいのでしょうか。家庭であればまず・・・続きを読む
★ ぎっくり腰の予防について
ぎっくり腰になった人の体験を聞いてみると、大体共通しているのは、なんらかの方法で、腰の筋肉が凝り固まってしまっている状態にあったということです。簡単なストレッチで・・・続きを読む
★ ぎっくり腰の手術について
ぎっくり腰には、簡単に家庭での治療でよくなる場合もありますが、外科的な手術が必要になる場合もあります。手術が必要になるぎっくり腰の一つとして椎間板ヘルニアによる・・・続きを読む
【その他人気項目】
★ 痛める箇所の説明
★ 具体的な対処法
★ 治療の方法編1
★ 治療の方法編2
★ ヘルニアとの関係
★ コルセットの選び方