■ぎっくり腰で痛めるところ(仙腸関節)



ぎっくり腰はこの部分を痛めたとき、と特定することができ ません。色々な部分をさまざまに痛めたことの総称として ぎっくり腰という言葉を使っています。では、ぎっくり腰に 総称されている内容を細かく見ていくことにしましょう。

ぎっくり腰の中で一番多い症状が、仙腸関節といわれる 部分を痛めることによる炎症です。仙腸関節とは、骨盤 の仙骨といわれる骨と腸骨といわれる骨からできている 関節のことです。その関節に付着しているやわらかい 組織が損傷すると、いわゆるぎっくり腰といわれる症状 を起こすのです。

構造を説明すると、なんらかの原因によって仙腸関節が 開いてしまい、腸骨が後下方にずれてしまうことが原因 の場合が多いようです。これは、骨盤を支えている筋肉 が弱くなることによってずれが起こることが原因である 場合と、仙腸関節を構成しているやわらかい組織の機能 と動きを維持するための栄養が不足してしまうことに よって仙腸関節をきちんと保つための能力が足りなくなり、 腸骨がずれてしまう、という現象が考えられています。

骨盤を支える筋肉が弱くなったり衰えたりするために こうした現象が起こりやすくなるのですが、これには、 疲労やストレスの蓄積という原因もあれば、スポーツや 労働による打撲、捻挫、慢性的な疲労などが原因の場合 もあります。また、食生活の乱れによってビタミンCが 不足しても、仙腸関節の中のビタミンも不足してしまう ことになり、結果的に関節を正しく保つことができなく なってしまい、ぎっくり腰を引き起こすことになって しまう場合が多いようです。

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