■ぎっくり腰で痛めるところ(腰椎の損傷)



ぎっくり腰には、まずは仙腸関節といわれる部分に異常が 起こり、腸骨がずれてしまう、ということから引き起こさ れる症状がありました。でも、ぎっくり腰といわれる症状 にはほかにも種類があります。次に見ていくのは、腰椎の 損傷によるぎっくり腰です。

腰椎というのは、背骨のうち、腰の部分に当たる骨のこと をいいます。背骨は首から腰にかけてたくさんの骨が連な ってできていますが、腰椎にあたるのはそのうちの5つの 椎骨です。これらの椎骨は、椎間板というクッション材を 骨と骨との間に挟んでいます。そして、それぞれの椎骨と 椎間板は、椎間関節という関節によってつながっている のです。その連結部分が捻挫を起こすのが腰椎捻挫、 つまりぎっくり腰、というわけです。

もちろん、こうした腰椎捻挫は、重いものを一気に持ち 上げようとする、というような腰に大きな負担をかける 動作によって引き起こされてしまうこともあります。 でも、実はそれだけではありません。体をひねって斜め 後ろのものを取るとか、膝を伸ばした状態で床のものを 拾った、くしゃみをした、など、ごく普通の動作の中で 起こってしまう場合もあるのです。

どちらにしてもこうした動作による負担に対し、腰椎が 耐えられなくなった結果、ぎっくり腰といわれる腰椎捻挫 の状態になってしまう、ということが考えられるのです。 腰を痛めた、という意識になると、もんでしまったりし ますが、まずは安静にして、患部を休めてあげるように しましょう。

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