■ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰になる原因は様々です。また、いくつかの
要因が重なっていることもあります。直接的な原因は
重い物を持ち上げることや身体を捻る動作などになり
ますが、同じ動作をしてもぎっくり腰になる人と
ならない人がいます。また、背伸びしたり日常の何で
もない動作をきっかけとして発症することもあります。
それで、下地となる様々な原因が重なっていると
考えることができるでしょう。
まずぎっくり腰の原因としては、運動不足や肉体疲労、
肥満など、腰の筋肉の血行が悪くなっている状態が
関係しています。筋肉疲労を原因として腰のあたりが
痛むこともあるのです。必ずしも関節の痛みという
わけではありません。血行を悪くさせる要因としては
ほかにも、長時間同じ姿勢でいること、腰に負担が
掛かる無理な姿勢を長時間続けることなどもそうです。
仕事などで単純作業が続く時や、パソコンなど事務作業
を行なう時などがそれに当たるでしょう。
女性であれば、月経時に腰痛が起こることもあり、
これもぎっくり腰ととらえられるかもしれません。
これは骨盤や背骨にある靭帯が一時的に緩んで発生
する痛みです。一般的なぎっくり腰とは異なりますが
ぎっくり腰とは正式な病名ではありませんので
そう呼ぶこともできます。
ぎっくり腰はこのように、腰に負担となる様々な状況
のもと、きっかけとなる何かの動作・出来事があると
発症すると言えるでしょう。ぎっくり腰を予防する
ためには、そのどちらにも注意しておくことが必要です。
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