■ぎっくり腰の概要



ぎっくり腰とは正式な病名ではなく、「急性腰痛症」の通称 として使われることが多い言葉です。急に腰痛が発症 する様子を「ぎくっ」とか「びくっ」などと擬音で表わし、 このような呼び方になったと考えられます。一部の地方 では「びっくり腰」とも呼ばれ、腰が驚いて急に腰痛に なった様子が表現されています。欧米では「魔女の一撃」 とも呼ばれるようです。

急性腰痛症は、重い物を持ち上げる時や、急に腰を捻る 動作をした時などに発症します。腰がその動きや負荷に 耐えられず、何らかの形で支障をきたし、痛みが生じる ということです。ぎっくり腰は腰の痛みが関係しますが、 腰と言っても、医学的に見れば範囲が広いもの。腰のどの 部分が痛むか、原因がどこにあるかは人によって、 そのケースによって異なります。

一般的にぎっくり腰で痛めやすい箇所としては、仙腸関節、 腰椎、背筋や筋膜などです。それぞれの場所は近く、 同時に複数の箇所を痛めることもあります。いずれに しても自分では判断できないことが多く、医師の診断と 治療が必要になることでしょう。ぎっくり腰はしばらく 安静にすれば痛みが治まることもありますし、数日動けない ほどの激痛が生じることもあります。

急性腰痛症に対して、慢性腰痛症もあります。これは 日常的に同じ姿勢をする時間が長い人、腰に負担がかかる 反復作業をすることが多い人などがなります。こうした 慢性腰痛症になっている人は腰が弱くなっているため、 ぎっくり腰になる可能性も高まるようです。

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